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品質管理レビュー(平成19年)

「品質管理レビュー実施結果の概要」等の公表について

「平成19年 品質管理レビュー実施結果の概要」等の公表(平成20年5月)
はじめに
サステナビリティ情報審査協会では、平成19年1月1日から平成19年11月30日までの期間を対象に審査機関認定・登録委員会の品質管理レビューアーが実施した品質管理レビューの活動状況の概要を、「平成19年 品質管理レビュー実施結果の概要」としてまとめたので、ここに公表いたします。

Ⅰ.平成19年 品質管理レビュー実施結果の概要
1.品質管理レビューの趣旨
サステナビリティ情報審査協会が認定した審査機関に対して、品質管理状況をレビューすることにより、審査業務の適切な質的水準の維持・向上を図り、環境報告書等審査・登録制度に対する社会的信頼を維持・確保することを目的としている。

2.品質管理レビューの目的及び基準
審査機関の定めた審査の品質管理の方針と手続が、サステナビリティ情報審査協会が定めた「審査機関認定規程」等の品質管理基準に適合しているかどうか、また、審査機関がその審査の品質管理の方針と手続に準拠しているかどうかを確認することにある。

3.品質管理レビューの実施時期および対象組織
(1).品質管理レビュー実施時期:平成19年12月から平成20年1月
(2).対象組織:平成19年1月1日から11月30日までのマーク付与審査機関(7機関)
・あずさサスティナビリティ(株)(大阪)、 ・あずさサスティナビリティ(株)(東京)、
・(株)あらたサステナビリティ認証機構、 ・(株)新日本環境品質研究所、
・(株)トーマツ環境品質研究所(大阪)、 ・(株)トーマツ環境品質研究所(東京)
・(財)日本品質保証機構

4.品質管理レビューの結果
対象となった7審査機関において、品質管理レビュー基準に照らして重大な不適合事項は見受けられなかった。なお、品質管理の面から改善を要請する事項は、各審査機関において発見され、合計で13件となった。また、各審査機関から改善要請事項に対する改善措置計画の回答を得た。
13件の改善要請事項の内訳は、審査機関の品質管理に関するものが11件、個々審査業務の品質管理に関するものが2件である。なお、前年度品質管理レビューの改善要請事項をフォローし、全てにおいて改善措置がとられたことを確認した。各審査機関に対する改善要請事項の主な内容は、審査機関が定めた一部のルールについて更新されていないものや、「審査概要書」について提出時期の遅延及び記載不備などがあった。

5.品質管理レビュー実施に伴う今後の検討事項
継続してレビューを受けている審査機関に対しては、品質管理に関して個々審査業務のレビューに重点をおき、審査機関のレビュー時間を削減すること、品質管理レビューで実施しているチェック項目についてさらに充実を図ることの検討が必要である。

6.品質管理レビューの今後の対応
(1).各審査機関に対する改善勧告のフォローアップを次回品質管理レビュー時に実施する。
(2).今後の検討事項への対応を審査機関認定・登録委員会で実施する。


Ⅱ.「平成19年品質管理レビュー」に関する外部評価委員会

1.「平成19年品質管理レビュー」に関する外部評価委員会を平成20年2月28日に実施した。

2.外部評価委員会からの意見の概要
(1).品質管理レビュー手順の充実として、品質管理レビューの対象被審査事業体の設定方法の見直し、レビューアーのローテーション計画、レビュー手続の標準化などの改善提案を受けた。
(2).品質管理レビューの重大な不適合事項について判断基準の明確化及び用語の改善提案を受けた。
(3).その他の事項として、ステークホルダーニーズへの対応、ホームページ等で情報公開、審査の専門用語についての一般的理解の工夫などについて、改善検討の提案を受けた。

3.外部評価委員会からの意見への対応
2008年5月2日に外部評価委員メンバーへ意見に対する対応計画の回答を実施した。

以上



                                                          
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