2010年3月30日
第13回環境コミュニケーション大賞・信頼性報告特別優秀賞を受賞して
帝人株式会社
CSR企画室長
田井 久惠
帝人グループの2009年度CSR報告書は、第13回環境コミュニケーション大賞・環境報告書部門において、昨年の大賞(環境大臣賞)に続き、持続可能性報告書優秀賞(地球・人間環境フォーラム理事長賞)を受賞しました。それに加えて、本年度新設された信頼性報告特別優秀賞(サステナビリティ情報審査協会会長賞)の第一回受賞者にも選ばれました。共に大きな名誉であり、報告書制作に直接携わった者のみならず会社を挙げて大変光栄なことと慶んでおります。
優れたCSR報告書の要件には、その内容(記載内容の信頼性、透明性、読み手にとって関心が深いトピックスの選定ほか)や表現(読みやすい文章、写真などを含む興味を誘うレイアウトほか)等様々な要素がありますが、その中でも最も基本的な要素、すなわちCSR報告書の基になるCSR
活動を一歩ずつ向上させるための真摯な努力の積み重ねが読み取れるとの評価をいただきました。
特に信頼性報告特別優秀賞については、我々が、これまで、活動のありのままを(ネガティブ情報も含めて)率直に報告し、また誇張に過ぎる表現は避けるよう心がけてきたことや、CSR
報告書の制作過程、特に、毎年継続して審査機関や第3者専門家の意見をいただき指摘された改善点を次年度の活動にできる限り反映させることを通じて、CSR活動そのもののレベルアップに役立ててきたことを、評価していただいたことを心からうれしくまた誇りに思います。
今後も研鑽を続け、受賞に恥じることないCSR報告書の制作ならびにCSR活動に取り組んで参りますので、ステークホルダーの皆様には、引き続きご指導ならびに暖かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。
以上
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